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AnybusコンパクトコムC30
AnybusコンパクトコムC30はAnybusNP30ネットワークプロセッサーがベースのシングルチップネットワークプロセッサーです。このチップをお客様がお使いのPCBデザインにダイレクトに実装することが可能です。 これにより、C30ソリューションとホストデバイスプロセッサーとの統合が可能です。
C30チップソリューションは、 わずか10 x 10 mmの小型なBGAハウジングにProfibus、Ethernet、CAN-ベースのネットワークに対応したネットワークコントローラーが搭載されています。ネットワークによっては、専用の通信用ASICとNP30との組み合わせで対応しています。
C30でホストマイクロプロセッサのタスクをオフロード
コンパクトコムC30はお使いのホストプロセッサの動作を妨げることはありません。むしろ通信タスクをオフロードすることにより、マイクロプロセッサの稼働はさらに高まります。
オートメーションデバイスと高容量のための理想的なソリューション
ほとんどのフィールドバスと産業用イーサーネットと通信可能な処理能力を超小型で低電力消費のC30に組み込むことで、これまでサイズや電力制限のため不可能だったアプリケーションとの通信を可能にしています。センサー、バーコードリーダー、ソリッドステートリレー、圧力トランスミッター、電力計の様なデバイスにC30は最適です。
AnybusコンパクトコムC30テクノロジーのライセンス
HMSでは、C30チップを直接お使いのPCBに統合して頂けるライセンス契約ご用意しています。
C30はコプロセッサとホストアプリケーションとの通信として使われ、Anybusのプロトコルソフトウェアでのみ稼働します。通信のために最適な設計になっているため、汎用のプロセッサとしての用途には適しません。
コンパクトコムC30の特長
・10 x 10 mmの超小型サイズ、非常に低電力消費のBGAハウジング
・ホストマイクロコントローラの全ての通信タスクをオフロード
・Profibus、DeviceNet、Ethernet、CANと通信可能(その他のネットワークについては追加ASIC必要)
・低価格、高容量、一般的なパフォーマンスに最適
・ネットワークファームウェアは製造工程の最終段階でダウンロード
・いくつかのネットワークプロトコルに対応、最小限のコンポーネントで最大のフレキシビリティーを実現
・HMSが提供する最新のソフトウェアヴァージョンを使用し、ファームウェアのアップグレードが可能
チップ仕様
サイズ
10 x 10 x 1.4 mm (L x W x H)
電源電圧
3.3 Volt
動作温度
-40℃ 〜 + 85℃(動作中)
ハウジング
プラスチックラミネート FBGA 144 BALL 0.8mm ピッチ
Soldering
IPC/JEDEC J-STD-020D
MSL Moisture sensitivity
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