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リピーターイントロダクション



リピーターは、CANバスシステムの2つ以上のセグメントを物理的に組み合わせるときに使用します。長く伸ばしたラインと同様に、スター型やツリー型のトポロジーを構築することができます。加えて、電気的に絶縁されたリピーターを使うことで、ネットワークセグメントを電気的に分離することができます。

リピーターによって接続したラインは電気的に独立したセグメントで、信号に関しては最適に終端することができます。このため、ネットワークトポロジーは、電気的に影響がないピュアラインを構築します。

トランシーバー出力の能力により、CANシステムのさまざまなサブシステムへの分割は、CANリピータ経由で接続することによって、バス加入者の最大数を増やすことになります。

シグナリングがCANで管理されないので、リピーターのロジックは、それぞれのケースで他の信号に受信されるセグメントの信号を翻訳し、物理的に接続(Back-coupled)されていないことを保証しなければなりません。信号に関しては、ある程度のディレイをもってラインと接続します。このためCANシステムの拡張には使うことができません。

リピーターを使うことはシステムのリアルタイムbehaviorには影響を与えません。それは、送信behaviorに関して、複数ラインからなるネットワークに相当するからです。

リピーターのそのほかのアプリケーションは、CANの異なる物理例やの接続です。たとえば高速/低速リピータによる接続や、オプティカルリピーターやオプティカル・スターカプラーなどによる接続です。

IXXAT社から提供されるリピーターは、付加的にモニター機能を持っています。接続したネットワークセグメントの中で継続的に優位なレベルで障害を持つセグメントを検出して自動的に切断します。このようにして残りのネットワークを正常に動作させます。問題のあったセグメントのフォルトが解除/除去されたあと、切断されていたセグメントの動作が検出され、自動的にネットワークに再接続します。

従来のバス構成
2つのノード間のシグナリングのうちもっとも遠いものは220mになります(Node 1 – Node 9間)。

スプールラインで拡張した構成
2つのノード間のシグナリングのうちもっとも遠いものは140mになります(Node 1 − Node 6間 、Node 6 − Node 9間)。

リピーターとCAN終端抵抗
リピーターで接続したCANバスは別途CAN終端抵抗(120Ω)を取り付ける必要があります。

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