製品案内
トップページ製品案内>PROFINETイントロダクション


PROFINETイントロダクション

PROFINETイントロダクション


PROFINETはオートメーションテクノロジにおけるリアルタイム産業イーサネットの革新的なオープンスタンダードです。
PROFINETスタンダードは、(PROFIBUS & PROFINET International – http://www.profibus.com)によって仕様が制定され公開されています。

PROFINETはプロセスオートメーション、ファクトリオートメーション、モーションコントロールに向けてのソリューションを提供しています。PROFINETは既存のフィールドバスシステム(たとえば、PROFIBUS、Interbus、DeviveNetや他のイーサネットベースのオープンネットワーク)の統合を可能にしています。
PROFINETはネットワークのコミュニケーション、コンフィグレーション、診断用に、TCP、UDP、IPと同様にイーサネット標準をベースにしています。

PROFINET標準は、3つの異なるパフォーマンスレベルを定義しています。それらは、異なるアプリケーションのさまざまな要求をカバーしています。
リアルタイムではないアプリケーション向けにPROFINET NRT(Non Real Time)が定義されています。これはスタンダードプロトコルとしてUDP/IPを使用しています。>100msのサイクルタイムになり、プロセスオートメーションのアプリケーションをターゲットにしています。

ファクトリオートメーションのようにサイクルタイムでもう少し高い要求項目があるアプリケーション向けにはPROFINET RT(Real Time)があります。診断と設定は標準のUDP/IPを使用しますが、I/Oデータ交換にはエー差ネットプロトコルを直接使って行います。PROFINET RTはサイクルタイム>10msのアプリケーションに有効です。

もっとも高い要求条件は、パッケージングマシンやロボティックスといった複雑な産業ドライブシステムの制御になります。PROFINET IRT(Isochronous Real Time)のアプリケーションでは、サイクルタイム<1ms、ジッタ<1usが可能です。
これはイーサネットインタフェースとして特殊なハードウェアを使用することで達成します。

アプリケーションから見ると、3つの異なるデバイスタイプに分けられます:IOコントローラ、これは従来のPLC(マスタ)で、デバイスとの接続を確立しデータ交換を行い、システムを制御します。IOデバイス、これはデータ交換をするコントローラをアサインするデバイス(スレーブ)です。IOスーパバイザ、これはネットワークのプログラミング、コミッショニング、診断を行うためのインタフェースです。

コミュニケーションとIOデータ交換とともにPROFINETではネットワークのトポロジと構造も定義しています。ケーブル敗戦のガイドライン、適切なコネクタの選択、トポロジコンポーネントは、PROFINETネットワークの計画とコミッショニングを推進します。ユーザはスイッチ(ITでは一般的な)を使用したスター構造か、PROFIBUSで使用されいてる従来のライン構造、または2つの構造の原則を併せ持ったツリー構造から選択します。

既存のPROFIBUSシステムからリアルタイムのPROFINETシステムへの移行は、プロキシ(ゲートウェイ)を使用することで簡単に行えます。プロキシは両ネットワーク間のデータ交換やコミュニケーションを可能にします。

PROFIBUSでのデバイスプロファイルはPROFINETでも使用できます。PROFIdriveで高パフォーマンスドライブソリューションのインプリメント用の協力なプロファイルが使用できます。

安全関連のアプリケーション向けに、PROFINET用PROFIsafeプロファイルとPROFIBUS SPシステムが定義されています。

この製品に関するお問合せはこちら

このページの先頭へ