CANnector | サーボソリューションサイト Servo.jp

組込みネットワーク製品

CAN

CANnector

複数のバス（CAN、CANFD、LIN）を搭載したハードウェアです。各バスのデータロガーやゲートウェイとしてお使いいただけます。
ゲートウェイは、CAN-CANだけではなく、LIN-CAN、CAN-イーサーネットなど多彩な組み合わせで行えます。

CANnectorは、複数のコミュニケーションインターフェイスを搭載したDINレールにマウント可能なプラットフォームです。
複数のバスシステムを使ったデータロギングやゲートウェイといったアプリケーションを1台のデバイスで実現できる統合型デバイスです。

すべてのアプリケーションはデバイス上で実行します。PCを接続して、デバイスの設定、ロギングしたデータの視覚化などを行います。

デバイスの設定はIxxat ACT(Advanced Configuration Tool)というWindowsベースで、ドラッグ&ドロップで設定する使いやすいツールをご用意しています。
Ixxat ACTは有償バージョン（Lite/Standard)と無償バージョン（Freeware）があります。CANnectorのほとんどのアプリケーションはFreewareで実現可能です。

機能と特長

・高速CAN最大8チャンネルサポート（CANFDはそのうち最大4チャンネル）
・データロギング向け、CAN Listen Only（CAN RX)サポート
・フレーム遅延、数マイクロ秒（ゲートウェイアプリケーション）
・Switch-on CAN（CAN通信または定義されたメッセージによるセルフスイッチオン）
・最大4KVの電気的絶縁
・Ixxat CAN@net NTプロトコルとの互換性（イーサーネットゲートウェイ）
・産業イーサーネットサポート（EtherCAT)
・DINレールマウント可能

テクニカルデータ

寸法（L×W×H)	196×113×43mm
保護等級	IP40
重量	およそ790g
動作温度範囲	-40℃ ～ +80℃
供給電源	6 ～ 36V DC
消費電力	およそ420mA（供給電圧12V時）スリープモード<2mA
ハウジング	アルミニウム、ステンレス、スチール
湿度	10 ～ 95%(結露しないこと）
ホストシステム	Power PC、256 MバイトRAM、256Mバイトフラッシュ
イーサーネット	10/100 MBit / s、RJ45
USB	2.0高速デバイス、USB-B 2.0高速デバイス、USB-A
CANFDトランシーバー	Microchip社製 MCP2562FD
CAN RX Only	ハードウェア切り替え可能
高速CANトランシーバー	Texas Instruments社製 SN65HVD251
CANバス終端抵抗	高速CAN/CAN-FD：ともになし
LINトランシーバー	NXP社製 TJA1020

製品内容

・CANnector本体
・イーサーネットケーブル
・USBケーブル
・ハードウェアマニュアル
・ゲートウェイのランタイムライセンス

オーダー番号

オーダー番号	製品名
1.01.0091.01000	CANnector Log
1.01.0091.02000	CANnector Range
1.01.0091.03000	CANnector Bridge
1.01.0091.00000	CANnector S
1.01.0091.00010	CANnector L
1.01.0091.00100	CANnector S with EtherCAT
1.01.0091.00110	CANnector L with EtherCAT

各製品の違いは、下にあるPDFをご覧ください。

オーダー番号と機能比較

CANnectorは上記のとおり、複数の種類があります。
搭載しているインターフェイスの種類と数などの比較は、
こちらのPDFをご覧ください。