CANbridge

本製品は、2020年12月31日をもちまして販売を終了いたします。
なお最終ご注文受付は、9月31日になります。
本製品の代替製品は、CANbridge NT200/NT420になります。
新規での導入の場合は代替製品でのご検討をお願いいたします。

CANbridgeは異なるビットレートのネットワークなど2つのCANネットワーク間のコミュニケーションを行うためのブリッジです。 CANリピーター（電気信号のトランスレーションのみ）と異なり、CANbridgeで受信したCANメッセージは通信ルール(Store-Forward原則)とフィルター設定に従って他方のCANネットワークに送信します。通信ルール（ゲートウェイテーブル）を使って、CANメッセージをフィルタリング、または他の識別子に変換して転送するなどが行えます。このメカニズムを使って、他のネットワークメッセージを送信するだけでそれぞれのネットワークのバスロードを軽減できます。

適切なソフトウェアで、CANbridgeはCANopenやDeviceNetといった異なる上位プロトコルのネットワークを統合することができます。

CANbridgeはパワフルな16ビット、マイクロコントローラーを搭載しています。そのためメッセージの取りこぼしなしで高いデータ･レートのバースト処理を行えます。LED表示により接続したネットワークのステータスを確認できます。
CANbridgeは便利なウィンドウズプログラムを使ってシリアルケーブル経由で設定します。CANインタフェースの設定、オペレーションモードの設定、フィルターと通信テーブルは本体にセーブされます。

CANbridgeには3つの異なるバージョンがあります：
・Industrial version in a top hat rail housing/産業機器用プラスティックハウジング
・Industrial version in a robust metal housing/産業機器用アルミニウムハウジング
・Automotive version in a robust metal housing/自動車用アルミニウムハウジング

- CANbridge
- Windows 2000/XP/7/10用コンフィグレーションソフトウェア
- 操作ガイド
- 設定用シリアルケーブル
- 電源ケーブル（1.01.0120.XXXXXのみ付属）

（ご注意）
シリアルポートのないPCと接続する場合は、別途USB-シリアル変換アダプターが必要です。

コンフィグレーションソフトウェアはメーカーWEBサイトからダウンロードできます。

https://www.ixxat.com/technical-support/resources/downloads-and-documentation?ordercode=1.01.0121.11020

-産業機器バージョン：ハウジングオプション、電気的絶縁
- 自動車機器バージョン：2つめのCANインターフェイスをISO11898-2 (高速)、ISO 11898-3 (低速)から選択可能