製品案内
組込みネットワーク製品
CAN
ゲートウェイ/ブリッジ

CAN@net NT 420

CAN@net NT 420
CANバス4チャンネル接続可能(うち2チャンネルをCAN FDに設定可能)なおCAN-イーサーネットゲートウェイ、CAN-イーサーネット-CANブリッジ


機能と特長
・高速CAN、またはCAN FDシステム(デバイス)の簡単な接続
・イーサーネットを使用した大規模なブリッジや簡単なリモートシステム
・シンプルな配線によるコスト削減
・最大4つの独立したCANチャンネル(うち2つをCAN FDに設定可能)
・強力なフィルター、ID変換
・データマッピングと多重化機能
・WindowsベースのツールとUSB、またはイーサーネット経由の簡単な設定
・苛酷な環境下でも高いパフォーマンスを発揮するデザイン

動作原理
CAN-イーサーネットゲートウェイ
ゲートウェイモードでは、標準のTCP/IPソケットを介してシンプルなASCIIプロトコルを使うことで、たとえばWindows、Linux、VxWorks、QNXベースのシステムや組み込みシステムから直接アクセスすることができます。CAN-イーサーネットゲートウェイとして、CAN@net NT420はLANやインターネットを介して4つの独立したCANシステム(うち2つはCAN FDで使用可能)へ簡単で柔軟性の高いアクセスを行えます。

PCインターフェイス
IXXAT製のWindows用CANドライバーソフト"VCI"を使って、IXXAT製のその他のCANインターフェイスと同じように、VCIベースのIXXATツールのcanAnalyserやお客様のVCIアプリケーションをお使いいただけます。VCIドライバーは、最大128のCAN@net NTデバイスと同時に通信を行えます。

CAN-イーサーネット-CANブリッジ
最大4台のCAN@net NT420を使って、1台につき最大4チャンネルのCANバスと接続するCAN-イーサーネット-CANブリッジを構築することができます。ブリッジはイーサーネットインフラストラクチャーを使ってTCP/IP経由で、長距離のCANシステム間のCANメッセージ交換が行えます。CANシステムのセグメント化は、システム全体の信頼性と障害安定性を向上させます。

マッピングテーブルを使うことで、すべてのチャンネル間でのメッセージの交換がとても柔軟に設定できます。フィルターと変換ルールはCAN、CAN FDメッセージ両方に適用できます。関連すrメッセージのみをその他のネットワークに送信するため、個々のネットワークのバス負荷を軽減することができます。データ多重化(マルチプレックス)はたとえば、CAN FDデータのさまざまな標準CANメッセージへのマッピングを可能にします。

設定とファームウェアアップデート
CAN@net NTの設定とファームウェアのアップデートは、USB、またはイーサーネットを介して、付属のWindowsコンフィグレーションツールで行います。このツールで、フィルターの設定、マッピング、マルチプレクサー、変換ルールをプログラミングの知識なしで簡単に行えます。

テクニカルデータ
イーサーネットインターフェイス10/100Mビット/秒、ツイストペア、RJ45コネクター
CANトランシーバーTexas Instruments: SN65HVD251P
バスノード最大数120
CANバス終端抵抗未搭載
CANボーレート高速CAN:5〜1000Kボー
CAN FD:5〜8000Kボー
供給電源9V〜36V DC
消費電力およそ110mA(供給電圧24V時)
温度範囲動作温度範囲:-40℃〜+85℃
保管温度範囲:-40℃〜+85℃
電気的絶縁1KV(1秒間)
認証CE、FCC
ハウジングトップハットレール取り付け用ポリアミドハウジング
保護等級IP20
寸法およそ114.5×99×22.5mm
重量およそ150g

製品内容
・CAN@net NT420
・ユーザーマニュアル
・設定ツール"CAN Gateway Configurator"CD
・Windows用CAN VCIドライバー
・ミニUSBケーブル

オーダー番号
1.01.0332.42000CAN@net NT 420 - 4 CAN channels (2 switchable to CAN FD)

この製品に関するお問合せはこちら

このページの先頭へ