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組込みネットワーク製品
CAN
ゲートウェイ/ブリッジ

CAN@net NT 200

CAN@net NT 200
CANバス2チャンネル接続可能なCAN-イーサネット・ゲートウェイ、CAN-イーサネット-CAN ブリッジ


CAN@net NT 200はイーサーネット経由でCANバスに簡単でフレキシブルなアクセスが可能なデバイスです。このデバイスの動作モードには、2台使用したCAN-イーサーネット-CANのブリッジや、CAN-イーサーネットのゲートウェイの2つのモードのほかに、IXXAT製CANドライバー"VCI"を使用したPC/CANインターフェイスがあります。

機能と特長
・長距離接続可能なブリッジと、イーサーネットを使用した簡単なリモートアクセス
・シンプルな配線によるコストセーブ
・2つの独立したCANチャンネルを接続可能
・USB、またはイーサーネットを使用し簡単に設定可能なWindows設定ツール
・過酷な環境でも高いパフォーマンスを発揮する設計

動作概要
CAN-イーサーネットゲートウェイ
ゲートウェイモードでは、CAN@net NT 200は標準TCP/Ipソケット経由のシンプルなASCIIプロトコルを使うことで、Windows、Linux、VxWorksやQNXベースのシステムだけでなく、組込みシステムから直接アクセスすることが可能です。CAN@net NT 200はCAN-イーサーネットゲートウェイとしてインターネットやLAN経由で2つの独立したCANシステムに簡単で柔軟にアクセスできます。

CAN-イーサーネット-CANブリッジ
2台のCAN@net NT 200を使って、CANシステム両側に2つの独立したCANシステムをつなげるCAN-イーサーネット-CANブリッジを構築することが可能です。ブリッジでは、既存のイーサーネットベースのインフラクチャーを使ったTCP/IP経由の長距離でのCANメッセージのやり取りが行えます。CANシステムのセグメント化はシステム全体の信頼性や安定性を向上させます。

PCインターフェイス
IXXAT製のWindows用CANドライバーソフト"VCI"を使って、IXXAT製のその他のCANインターフェイスと同じように、VCIベースのIXXATツールのcanAnalyserやお客様のVCIアプリケーションをお使いいただけます。VCIドライバーは、最大128のCAN@net NTデバイスと同時に通信を行えます。

コンフィグレーションとファームウェアアップデート
CAN@net NT 200は、簡単操作のWindowsコンフィグレーションツールを使って、USB、またはイーサーネットインターフェイス経由でコンフィグレーションとファームウェアアップデートを行えます。

テクニカルデータ
PCバスインターフェイス10/100Mビット/秒、ツイストペア、RJ45コネクター
CANトランシーバーTexas Instruments SN65HVD251P
バスノード最大数120
CANバス終端抵抗なし
CANボーレート5 - 1000kボー
供給電源9 - 36V DC
消費電力およそ110mA (入力電圧24Vの場合)
温度範囲動作中:-40℃〜+85℃
保管中:-40℃〜+85℃
電気的絶縁1kV (1秒間)
認証CE、FCC
ハウジングトップハットレール取付用のポリアミドハウジング
保護等級IP20
寸法およそ114.5×99×22.5mm
重量およそ150g

製品内容
・CAN@net NT 200本体
・ユーザーマニュアル
・CAN-ゲートウェイコンフィグレーター(CD)
・ミニUSBケーブル

オーダー番号
1.01.0332.20000CAN@net NT 200

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