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サーボ・ドライバ製品概要

アーキテクチャの柔軟性

集中制御と分散型ネットワーク制御

モーションコントロールボードを使った集中制御では、メインCPUの専用モーションコントロールボードが経路プラニングを処理し、位置ループを閉じ、また、ほとんどの場合、速度ループも閉じます。ドライバインタフェースは通常、アナログまたはPWMによるコマンドです。ネットワーク接続を使用できますが、2つの独立したデバイスでサーボループが閉じられるため、ネットワーク接続は高速である必要があります。
分散型ネットワーク制御は、すべてのサーボループをドライバに移行します。ケーブリングが簡素化され、モーションコントロールカードが不要となり、サーボループの性能が向上します。この場合には、システムCPUが経路プラニングを実行し、ドライバは適度な速度と低コストなネットワークを経由して、位置同期を行うスレーブになります。別の実装として、インデクサとして機能しているドライバに経路プラニングを組み込むか、あるいはポイントツーポイントモーションのプロファイルパラメータを受け入れます。
ネットワーク化したドライバを速度またはトルクモードで動作させることもできますが、集中制御のように外部ループが閉じることはありません。

アンプの操作モード

ドライバモード
コマンドインタフェース 主要コマンド機能
インデクサ
CANopen
EtherCAT
RS232 ASCII
ディスクリートI/O
プログラムの選択、
実行、
パラメータの設定/取得、
プログラムの選択、実行
ポイントツーポイント
CANopen
EtherCAT
RS232 ASCII
移動プロファイルパラメータの
設定、実行、パラメータの
設定/取得
PVTスレーブ
CANopen
EtherCAT
位置/速度/時間ポイントの
送信、軸の同期

ギア制御/カム制御

マスター ポジション 位置ループの入力
(ギア比またはカムテーブル
を使用)
位置
パルス列 (パルス/方向、
CU/CD(CW、CCW))
±10V
位置ループの入力
速度
±10V、PWM、CANopen、EtherCAT 速度ループの入力
トルク
±10V、PWM、UV、CANopen、EtherCAT 電流ループの入力

インデクサ機能は、移動プロファイルを組み込んだドライバの制御プログラムによって可能になります。適切なコマンドを備えた制御プログラムは、いずれのドライバモードでも動作することができます。たとえば、速度モードで、指定の入力が有効になるときに、速度ループのゲインを変更することができます。


モーションコントロールボード

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