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サーボドライバ制御例

リニアモータ急減速時の回生エネルギ放出対策

リニアモータ急減速時の回生エネルギ放出対策
リニアモータやサーボモータを急速に停止させる場合、そのコイルに残っている回生エネルギを逆起電力による電圧上昇から、アンプに過電圧がかかることを防がなければならない。
コンデンサで、回生エネルギによる電圧上昇を押さえ込む方法が一般的であるが、大きな回生エネルギが発生する場合、外付け(オプション)のエネルギ放出器による対策が必要となる。
コンデンサのみによる対策の場合、1/2LI^2 = 1/2CV^2という公式が使用され、電源とアンプ間の配線に並列にコンデンサが入れられる。

シャントレギュレータやREGEN抵抗による回生エネルギ放出対策
上記のように、大きなエネルギを消費させる方法として、外付け(オプション)のエネルギ放出器(シャントレギュレータ)を使用する方式がある。
これは、逆起電力による発生電圧が、ある一定電圧を超えてしまうような場合、その回生エネルギを、シャント抵抗を通して熱として放出する方法である。
一般的に電圧を検出して、指定した電圧を超えるときに、トランジスタやMOSFETをONにして、抵抗へ電流を流す方法で、1200J、1600Jのエネルギ放出が見込まれる。
たとえば20Aの電流を10mHのコイルに流した場合、Energy=1/2LI^2から2.0Jになり、アンプの台数で600台(800台)に対応可能である。
コプレイ社のサーボアンプはオプションによりリニアモータに対応可能となっているが、特にリニアモータのように負荷の荷重が大きい場合、有効である。

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回生エネルギ放出器125/145
大きな回生エネルギを放出
Model 125: 187Vdc(1200W・s)
Model 145: 375Vdc(1600W・s)

XenusRegen抵抗
Xenusシリーズ、サーボアンプ用
回生エネルギ放出抵抗

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